久しぶりに、千円のカットサロンさんで、散髪をしました。鏡をマジに見ると私の顔は白髪世代です。カットの最中そのお兄さんが、「今日、バレンタインのチョコレートをもらったんですよ、同僚に・・・」と楽しそうに話しかけてくれました。
そういう私も義理チョコを貰っています。事務所のスタッフです。もらったチョコはゴディバなどちょっと高いおばさま系です。
このようなお祭りは、私の子供の頃にはなかったです。若いころの恋愛中もなかったです。20年余り前、今は古参の女性スタッフにもらったと記憶があります。東京の代官山のチョコやグリコのアーモンドチョコや様々でした。しかし、その頃は飲み屋さんのプレゼントの世界であったような気がします。
今の若い人のような手作りチョコという身近な表現でなかったと思いだしました。チョコのお返しはしたことがないです。楽しましてもらって、知らぬふりをしています。
今年、私も65才です。そろそろ義理チョコをもらわない年齢でしょう。スタッフからの義理チョコは、今だに働ける事を感謝しなければいけない印でしょう。
Archive for 2月, 2011
バレンタインデー
火曜日, 2月 15th, 2011雪の朝
月曜日, 2月 14th, 2011 朝起きれば、小さなマイカーが雪に覆われていました。前日は、お世話になった造園会社の社長と食事にいって、ちょっと飲んでいたので、雪になる天気予報が出ていた事をすっかり忘れていました。
昨夜の食事は相手の社長の希望でフグでした。久しぶりのてっちりですが、てっちりのコースを少し変え、突き出しの向付を次の3種盛り合わせにしまして
これにポン酢を少したらし白子を混ぜると味が絡んで、酒がすすみます。そのあとは炭火で焼きフグと白子鍋です。
昔 宴会でもフグが出ることはなかった、高級すぎた。
新世界で大衆フグが始まり1980円のてっちりが普及していったことから、「冬はフグ」という世間の言葉が定着したと思います。これはそれほど古い話ではありません。
これから日本の経済が苦しくなっていくそうです。「あのころはフグが旨かった。」という昔話をする時がでてくるのでしょうか?
寒い朝
火曜日, 2月 1st, 2011道端が凍っています。朝早く、コンビニにパンを買いにでました。久しぶりに手が凍った感じで、幼い頃の寒い朝をふと思い出しました。
私の住み処は官庁街で、堺のど真ん中にあります、昔からの商店街・飲み屋が雑多に官庁街をとりまいている、典型的な地方都市です。生活するのにすごく便利なところです。
まぁ、緑のスペースと言えば役所の桜の老木・夕方の街路樹にとまる小鳥のざわめきぐらいしかありませんが、道端の草にも季節を感じれば、どこに居ても快適です。
寒さで思い出しました。1月27日も寒い日でした。フランスの花人(はなひと)と京都で三年ぶりに交流を深めました。彼は、フランス人で冬になれば、休暇で日本に帰ってきます。生け花の嵯峨御流を30年習い華道家として活躍され、フランスではそれに関する博士号を修得したとのことです。会った所は京都の三条の路地奥にある「銀こなみ」という、カウンターも7席くらいしかない、小さなおばんざいの店。その店はそこで30年近くなるそうで、店主で料理人のおかみは70歳を超えていると思います。手伝いの人を1人だけですべてを切りもりしていますが、花街に店を構えている「粋き」を今も持ちつづけています。
ここで再会して、お互いの年を忘れて、次の夢の話に花を咲かせ、盃を重ねると京都の夜が過ぎました。