Archive for the ‘未分類’ Category

事件日記13

金曜日, 10月 1st, 2010

10月1日 今日、被告側の代理人です。依頼人は収入の少ない生活保護者で、貸金返済催告の裁判です。

 結論は返済せよとの判決ですが、シルバー世代の生活保護者に貸すことの出来るのは、日本のシステムが歪んでいることによる。個々の金融会社の貸付行為だけでなく、それをシステムとする社会行政に問題がある。

 よく、マスコミでいう「借りれなかったら困る人がいる。」それは世の中におもねるレトリックである。

 現代社会は家電ローン・自動車ローン・教育ローン等々貸付生活サポート体制は、ほぼ出来上がっている。それにもかかわらず、借金返金能力なき者の、借金を可能にするのは社会を不安定にするだけである。今までの金融会社システムは、金儲け万能主義を制御しない、日本社会の欠陥システムであると思います。

事件日記12

木曜日, 9月 30th, 2010

9月30日 朝早く、問い合わせの電話がありました。

債務整理の相談とともに、武富士が会社更生法を申請したことで、「武富士から借入金、返済入金の催促がないが、支払わなくていいんですか?」と質問をされ「今、法定利率で計算し直したら債務額がいくらになるか、確認することが先です。」と答えましたが、(もしかしたら過払いになるかも・・・!?)本当に切ない電話です。

武富士以下金融会社は借りたものは返さなくてはいけないと、必死で返済をしている債務者相手に、商売が成り立っている。今回の倒産騒ぎには疑問を感じます。

事件日記11

水曜日, 9月 29th, 2010

9月29日 武富士会社更生法申請

 武富士では会社更生法の適応を申請した。客観的に見れば、社会信用を失った企業が市場から排除されるのは当然の結果と思われる。

 しかし武富士が会社更生法を申請したことは、借りた債務者の立場から見れば、一方的な交通事故の被害者のようである。

 今、受け取る過払金が多額だということは日本の社会道徳である「借りたら返す」という行為を債務者が長年続け、その高い金利を金融会社に払い続けてきた結果であるといえます。それにしてもあまりにも残酷な結果です。